2020/09/16 00:00

17歳から一年間、一緒に書を習っていた父が亡くなった時、師匠から
「書きなさい。今、心にあるその想いを書きなさい。」と一本の筆をいただきました。
「書けません淋しすぎて…」と呟くと「いいじゃないそれで…」
私は「淋」を書いて書いて何百枚も書きました。
書は自分の心の裡(うち)を唯一表現できるものです。
無敵は20年以上も前に書いた書です
毎年松坂屋で開催する書道展に
誰にでも気軽に手に入るものを作ってくださいと言われ、ピンバッジを作りました。
ある日鳥越俊太郎さんがTVで無敵バッチを付けていることに驚き、お逢いした時伺ったのは
「僕は癌になったけど病気は敵じゃない、自分に負けないため」と。
それからはアーティストのみなさん、クリントイーストウッド、清志郎さん…みなさんの胸についていました。無敵の輪の広がりに、誰よりも驚いたのは私自身でした。
私の手を離れた無敵はみなさんの元で活躍しています。
2013年、私も肺腺癌になり、無敵の手ぬぐいを枕元に置いてパジャマにバッチを付けて元気をもらっていました。
無敵の書のグッズの一部はチャリティとなり被災地の子どもたちや施設の子どもたちへの活動に役立っています。