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2020/09/16 00:00


私たちにできることは「忘れないこと・想うこと」
2011年3月11日の震災直後から日本赤十字愛知県代表として視察のため医師団と被災地に入る。
壊滅的な被害を受けた日本の硯シェア90%を誇る硯のまち宮城県石巻市雄勝の地に立ち、
その際ガレキの中から出てきた傷だらけの硯と出逢う。
名古屋から1800キロ、宮城・岩手・福島の被災地の子どもたちの「心の声」を聞く「書」の授業を行う。
「忘れないで」と子どもたちから預かった書を全国で展示する活動は、被災地の報道が少なくなった今も続き、被災地の子供たちの「心」を多くの人々に伝える講演を積極的に行う。
日本赤十字社名誉総裁の秋篠宮妃殿下式典後に講演。
NHKヒューマンドキュメンタリー「書は心を開く」がオンエアーされ反響を呼ぶ。
泉谷しげる、嘉門達夫などの音楽仲間たちともいち早く被災地支援に立ち上がり、2012年には
宮城県石巻で1万5千人規模の「みんなの祭り無礼講」を開催。その後祭りは10回開催される。
現在も継続的にチャリティー活動を進める。
さらに現在は、虐待などの理由で親と暮らせない子どもたちのいる児童養護施設にて書の療法「書きましょ」を行い子どもたちの心の叫びを聴き、講演会などで伝えている。
医療・災害、教育現場、福祉、さまざまな分野からの講演依頼に「生きること」「命の大切さ」を伝えている。